Hello! イングリッシュスプラッシュのカーティスです。
本日は、、、8つの非認知能力に関してです!
ご一読いただければ幸いです🙇
8つの非認知能力
非認知能力といっても、さまざまな能力があるので、以下では主なものをご紹介します。
ぜひ、覚えておいていただきたい非認知能力は以下の8つです。
①自己肯定感 / 自信
②意欲
③やり抜く力(粘り強さ・忍耐力)
④自制心
⑤メタ認知ストラテジー
⑥社会適応力
(コミュニケーション能力・協調性など)
⑦回復力と対処能力
⑧創造性
⑨その他、性格的な特性
(好奇心、誠実性など)
では、それぞれについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
①自己肯定感 / 自信
自己肯定感や自信は非認知能力のひとつとして知られています。
具体的には、
「僕ならできる!」
「私はもっとがんばれる!」
など、自分自身や自分が取り組むことに対してポジティブな感情を持てるようになることです。
自己肯定感や自分への自信を持てることで、新しいことにチャレンジでき、生きることの楽しさや意義も実感できるようになります。
また、自己肯定感や自信を高めるためには、幼い頃から”小さな成功体験”を積み重ねることが大切です。
②意欲
ある物事に対して意欲的に取り組むことができることも、非認知能力のひとつとして知られています。
自分がやったことがないものや、チャレンジしたことがないもの、他の人がめんどくさがってやりたがらないことに対して、積極的に取り組むことができると、いろいろな経験をすることができますし、得るものも大きいです。
そのため、自分から進んで、さまざまな物事に取り組むことができるかも重要な非認知能力の一つとされています。
③やり抜く力(粘り強さ・忍耐力)
やり抜く力は、「グリット」と呼ばれるもので、日本語では「忍耐力」や「粘り強さ」などとも言われます。
グリットは、ただやり抜くだけでなく、「努力できるスキル」と「その物事への情熱」の2つがかけ合わせることで発揮される能力だとされています。
また、グリットは、各分野で活躍する一流の人には共通してみられる特性の一つでもあります。
ですが、グリットに関しては、具体的な身に付け方や教育方法などについては、まだ十分に研究がなされていません。
ただ、勉強やスポーツ、音楽など、なにか一つに打ち込む経験であったり、努力をして成功体験を積むことで身につけられると考えられます。
また、グリットはお子さんが将来成功を掴むために必要な最も注目されている非認知能力のひとつです。
④自制心
自制心は近年注目されている力のひとつで「セルフコントロール」とも言われます。
自制心とは、
「目の前の欲求を先延ばしにする力」
なんて言われたりもします。
また、自制心は、ストレスに対応する能力、つまり、自分の感情をコントロールする力とも関係しています。
つまり、自制心がある子どもは、うまくいかないことや思い通りにならないことがあっても、癇癪を起こしたり、イライラしたりしないで、自分の感情をコントロールすることができます。
この自制心をしっかりと身につけることで、思い通りいかなくても上手に乗り越えたり、将来の目標に向けて計画的に行動することができます。
ちなみに、この自制心は、脳の「前頭前野」という部分が大きな役割を担っています。
ですので、その脳の部位をしっかりと鍛えることも大切です。
自制心は子どもの将来の年収や社会的地位にも大きく影響することがわかっているので、幼少期から養っていきたい非認知能力のひとつになります。
⑤メタ認知ストラテジー
メタ認知ストラテジーとは、自分のスキルや状況などを客観的に把握することです。
この力があると、今の自分の能力や状況を冷静に把握することができるようになります。
また、自分を客観視できることで、何かトラブルがあったときに、その問題や原因を的確に判断し、対処することができます。
⑥社会適応力
社会適応力は、お子さんが将来社会で活躍したり、貢献していくために必要な力です。
この社会適応力には「リーダーシップ」や「コミュニケーション能力」などが含まれます。
こういった能力は、子どもの頃の学校や習い事での経験、友人や周りの大人との人間関係などによって身につけることができます。
ですので、自分の意見を伝えたり、相手の気持ちを思いやったりする力を意識して身に付けさせていくことが大切です。
⑦回復力と対処能力
回復力や問題に対する対処能力も重要な非認知能力のひとつです。
回復力は「レジリエンス」とも言われており、自分の成長の糧として受け入れ、そこから回復する心の弾力性のことを言います。
この不透明な時代の中、お子さんも困難な出来事に遭遇して、思い悩むことが増えます。
また、学校でのいじめや人間関係のトラブルなどに巻き込まれ、不登校などになってしまう可能性もあります。
そのようなときに、心が折れてしまうのではなく、それを糧に成長する「回復力」がレジリエンスです。
また、ショッキングな出来事に対して対処できる力も大切です。
このレジリエンスですが、近年の研究で、演劇を通じて身につくことがわかってきています。
それについて気になる方は以下の記事を参考にしてみてくださいね!
>>【演劇で打たれ強い子どもが育つ?】演劇とレジリエンスを示す驚くべき研究
⑧創造性
創造性は、新しいものを作ったり、独自な発想をする能力のことで、これも重要な非認知能力のひとつです。
これについてはさまざまな研究が行われていますが、いまだにその身に付け方などについて明快な結論は得られていません。
ですが、たくさんの自然に触れさせたり、少し散らかったお部屋で遊ばせたり、限られたおもちゃだけを与えて工夫をして遊ばせたりすることで、創造性の土台を築くことはできます。
そのため、日常生活のなかでちょっとした工夫をしてあげるようにしましょう。
⑨その他、性格的な特性
非認知能力には他にもさまざまなものがあります。
たとえば、好奇心や外向性、協調性、誠実性など、性格に関わる部分が多数あります。