こんにちは!イングリッシュスプラッシュ校長のホームス泉です。私たちは25年以上にわたり、子供英会話のプロ、 札幌の英会話スクール業界を牽引するため、子供たちにとって最高の英語教育は何かを考えてきました。
一個人として、長い年月を一つの分野に深く携わっていると、時代による学習観の変化にも敏感になってきます。教育学的観点に基づくと確かに学習観には遍歴があるのです。しかし、日本の義務教育は何年も前から古い、、残念ながら海外では、戦後と同水準と批判されている印象です。
GIGAスクール構想と銘打ち、英語の早期導入、ICT教育の本格導入など様々な試みをしているにも関わらず、何故でしょう?
そこで、本日は戦後からの学習観の変遷を紹介します。行動主義→認知主義→構成主義の順番です。
(1)行動主義
行動主義(こうどうしゅぎ)は、行動心理学の考え方に基づいた学習観です。簡単に言うと、昔の学校での教え方ですね。たくさんの生徒を一つの教室に押し込めて、先生が一方的に授業をするというようなものです。
学習の主体は教師で、学習者は受動的な存在です。ドリルを何度も何度も繰り返すことで体に身につけます。体が自然に反応するまで繰り返して身につける(刺激・反応)方法です。
(2)認知主義
認知主義(にんちしゅぎ)は、認知心理学の考え方に基づいた学習観です。深い知識はドリルの反復ではなく、新しい知識と既存の知識を関連付けることで身につくと考えます。ただ覚えるだけでなく、その意味を説明できたりすることが重要とされます。
そのため、学習の主体は学習者で、教師は支援者となります。
(3)構成主義
構成主義(こうせいしゅぎ)の学習観は、学習者が周囲の学習者や教師、環境とのインターアクションで共同的に知識を構築するというものです。
そのため、教室は一つのコミュニティのようなものになります。教師と学習者は、コミュニティのメンバーとしてお互いに協力して学習します。
学習者は能動的かつ自律的な存在となり、教師はコミュニティのメンバーの1人となります。
さらに、ほかの学習者との学習(ピアラーニング)が重視されます。
「1人で黙々と勉強する」ような学習観とは正反対です。
ちなみにポートフォリオ評価と呼ばれる評価方法も、この構成主義の学習観に基づいています。
私たちイングリッシュスプラッシュは、これらの学習観を理解し、それぞれの子供たちに最適な英語教育を提供することを目指しています。札幌で英会話スクールをお探しの方は、ぜひ私たちの学校をご覧ください。