こんにちは!札幌で25年間、英語教育に携わってきた英会話スクール『イングリッシュ・スプラッシュ』の校長、ホームス泉です🌈
近年、”早期英語教育”という言葉が一層注目を集めていますが、皆さんは”いつ始めるか”よりも”どんな環境でどんなインプットを与えるか”が重要だということをご存じでしょうか?
今回は、最新の言語習得理論に基づいて、「おうち英語」の質を高めるために知っておきたい3つの視点をご紹介します🧠📚
🎯 なぜ”量”より”質”なのか?インプット仮説に学ぶ言語習得のメカニズム
言語学者スティーブン・クラッシェン博士によると、語学を習得するには「i+1」=今の実力より少し上のレベルの、意味のあるインプットが必要だとされています。
つまり、ただ英語を”たくさん聞かせる”だけでは意味がなく、
お子さん自身が「なんとなく意味がわかる!」と感じられる状況でなければ、言語は身につかないのです👂💡
✅ NG例
・子どもが全く理解できないニュースを聞かせる
・興味のない教材を無理にやらせる
・親が英語を強要してしまう
✅ OK例
・絵や文脈から意味がわかる絵本や動画を一緒に楽しむ
・歌や手遊びで自然に英語の意味を体感する
・子どもの発話に対して”拡張”して返す(例:”Apple!”→”Yes, it’s a big red apple!”)
お子さんの「楽しい!もっと知りたい!」という気持ちを引き出すことが、成功の第一歩です🌟
🏠 “質の高いおうち英語”を実現する3つの柱
①【教材の質】好きこそ最強のモチベーション!
高価な教材である必要はありません。大切なのは”子どもが夢中になれるかどうか”です。
・YouTube KidsなどでSuper Simple SongsやCocomelonを見る
・色鮮やかでオノマトペ豊富な絵本を親子で楽しむ
・タッチで音が出るアプリや知育玩具を使う
②【関わり方の質】親は先生よりも”一番の応援者”に!
英語が得意でなくても大丈夫。大切なのは、お子さんの小さな成長を共に喜ぶ姿勢です💓
・無理に英語を言わせない
・日本語で共感+英語を少し添える
・日常の中で簡単な英語を”語りかけ”に取り入れる(”Let’s clean up!” など)
③【環境の質】”英語があるのが当たり前”な空間づくり
英語が特別な”勉強”にならないよう、生活の一部として取り入れるのがコツ🎶
・英語の絵本を身近に置く
・日常のBGMに英語の歌を活用
・遊び場にアルファベットマグネットを置く など
🚨 忘れてはいけない「母語(日本語)」とのバランス
英語を伸ばしたいからといって、日本語を犠牲にしてはいけません。
母語の力があってこそ、深い思考や感情の表現ができるようになります🧠🗣️
・日本語の読み聞かせや会話を大切にする
・不安を感じたら一時的に英語インプットを控える勇気を持つ
🌟 結論:早く始めるよりも、”どう始めるか”が未来を変える!
英語学習の成功の鍵は、”量”ではなく”質”。
そしてその質は、教材・関わり方・環境、そして母語への配慮という視点から丁寧に築かれていくものです。
「イングリッシュ・スプラッシュ」では、そうした本質に基づいた英語教育を大切にしています。
体験レッスンも受付中です!お子さまの未来のために、ぜひ一緒に一歩を踏み出しましょう🌈✨
英語教育に関するご相談も、お気軽にどうぞ😊