東北大学の川島隆太教授は、数百におよぶ実験を通じて、脳の活性化に関する研究を行ってきました。その研究の中で、脳が最も活性化する活動として音読が挙げられています。音読を行うと、以下のような効果が確認されています:
- 脳の神経細胞が一斉に活性化
音読をすることで、脳の神経細胞が一斉に活性化し、普段あまり使用しない部分まで活動を始めます。 - 脳の血流の向上
音読により、脳内の血流が増加し、酸素や栄養がより多く供給されるため、脳全体が効率的に働く状態になります。 - 大脳全体の70%以上が活動
音読を行うことで、大脳の広範囲が活動を開始し、他の活動では見られないほどの脳の活性化が見られるとされています。
川島教授は、「音読以上に脳を活性化させる活動は見たことがない」と述べています。
音読が脳を活性化させる効果が実証されている一方で、読書習慣を持つ子どもは、学習面でも数多くの利点を得ることが明らかになっています。読書と音読を組み合わせることで、さらに強力な学習効果を得ることができます。例えば、朝学校に行く前に声にだして、教科書を読むと頭が活性化し学校でのパフォーマンスも上がるかもしれませんね!
小学生の英会話力アップ!
小学生の読書習慣が日本語力アップにも繋がるように、小学生の英語での読書習慣も英会話力アップにつながります。一人で簡単な英語の本を読めるようになることで、新しい単語や、英語独自の表現方法などをご自宅で学ぶことができます。
ぜひ、みなさんも興味のある英語の本、絵本などを上手に活用してくださいね!