Hello! 札幌で約25年間、「イングリッシュ・スプラッシュ」という英会話スクールを運営してまいりました、ホームス泉(Izumi Holmes)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
子どもの脳は驚くべきスピードで発達します。その中で特に重要なターニングポイントが2つあります。それぞれの時期に適切な刺激や環境を与えることで、子どもの可能性を最大限に引き出すことができます。
1回目~3歳
3歳までの時期は、見る・聞く・触る・嗅ぐ・味わうという五感が急速に発達する大切な時期です。この時期に以下のポイントを意識しましょう
• 豊かな言語環境を整えましょう
子どもは聞いた言葉を吸収し、自分の中で言語の基礎を築きます。親や周りの大人がたくさん話しかけ、絵本を読んであげることで、子どもの言語力が飛躍的に伸びます。この時期に絵本と出会うお子様は読書好きになるともいわれていますね。
• 様々な体験を通じて脳を刺激すること
公園での遊びや自然とのふれあい、音楽やアートなど、多様な活動を通じて子どもの五感を刺激しましょう。冬の公園でそり遊びをしたり、雪に触れて、冷たさを体感するのもこの時期ならでの五感の刺激ですね。そして、これらの経験が脳の神経回路を広げ、成長を促します。
2回目 9~18歳
9歳から18歳にかけては、人間の思考力をつかさどる前頭前野が発達する時期です。この段階では、環境と経験が非常に重要です。
• 乳幼児期の土台から学童期へ
乳幼児期に家庭内で培われた基礎的な能力が、学童期になると家庭と学校での経験を通じてさらに発展します。
• ポジティブな刺激を与えること
この時期に与える多くのポジティブな刺激は、子どもの好奇心や思考力を引き出し、将来の可能性を広げます。本を読む、チームでの活動に参加する、新しいことに挑戦するなど、さまざまな経験を提供しましょう。
3歳までの感覚刺激と、9歳から18歳までの思考力の刺激は、子どもの脳の発達において欠かせない要素です。これらの時期に適切な環境や経験を提供することで、子どもの成長を大きく支えることができます。子どもの未来の可能性を広げるために、日々のかかわり方を見直してみませんか?